全般発作のブログ

全般てんかん・ADHD患者のブログ

2019-01-01から1年間の記事一覧

電話機が旅立たれた

息子が遊んでいたリンゴの形の電話機が旅立たれた。 娘も少し遊んでいたのだけども、もうボタンを押しても反応しなくなってしまった。 電子機器のおもちゃに頑丈さを求めても仕方ないのだが、思い入れのあるおもちゃが旅立って行くのは少し寂しいものがある。

みかんに礼肥を施す

我が家のミカンも今年の収穫を終えて、礼肥を施しました。猫もミカンに囲まれています。風が強くてレモンは1つしか育ちませんでしたが、まだ実がついています。息子に今度収穫をしてもらおうと思います。

障害ということ③ 子育てと障害と僕と

子育てをしていると息子と娘の発達や発育の特性にかかわらず「成長曲線や発育の正規分布の範囲内になんとかして合わせていかないといけない」という圧力を常に感じ続ける。特に発達障害の疑いがある息子ではそうで、もうこの段階から“社会が定めた障害にぶつか…

発達障害のライターになろうとしている話

全般発作です。「アスペは全員バカ?」「統合失調症とアスペは同じ?」などという結構当事者的には酷い記事で、当事者の周囲の人にも酷い内容の記事で、それ以外の囃し立ててバカ騒ぎする人にだけウケる内容のネタをマジで書いてお金が発生するというような、キ…

障害ということ②「障害は個性」なのか?

障害のロールモデルは「障害は社会の側にあり、社会の障壁を下げることで障害を除去できる」とする「障害の社会モデル」に徐々に変わっているが、一方では障害者福祉においては「もっとケースワークを、もっと独自性を、もっと個性を」という圧力の強まりを感じる…

障害ということ①自己受容~自分と仲良くなる

発達障害者であっても、適応行動においては適応した振舞いが身に付いているから、素晴らしいことができる人もいる。それは称賛や尊敬を集めたりして、素晴らしい人格特性だと褒め称えられることがあるだろう。他方で、不適応行動においては不適応な振舞いし…

【さよなら】パンツ、引退会見【全俺号泣】

一枚目:ブルックマン現役16年目、浪人生活時代からの付き合い、幾多の筋トレとランニングと自転車に耐える 二枚目:UNIQLO 現役16年目、浪人生活時代の勉強の一割以上を共にした 三枚目:Lee移住生活で慣れない中の激しい運動を共にしたみんなありがとう

ADHDの薬物治療はてんかん発作を増やさせない // 国際てんかん連盟

ADHDの薬物治療はてんかん発作を増やさない|2019年2月 国際てんかん連盟 【要約】 スウェーデンのコホート研究によると、てんかん発作のリスクは、ADHDの投薬治療を行っても増えないことがわかった。てんかんに加えてADHDを併発している人は多いが、ADHD治…

てんかん①てんかんの発症と記憶

僕のてんかんの話をしようと思います。 僕のてんかんの正確な病名は「特発性全般性強直間代発作」、てんかん症候群は「強直間代発作のみを示すてんかん」といいます。(全般発作というハンドルネームはここから来ています) ただ、てんかんの話をしたくても、僕…

ADHDと脳波検査について②脳波とfNIRSは客観的バイオマーカーとなりうるか

・日本において機能的MRI(fMRI)の代わりとして広く用いることができるように研究が進んでいるのが機能的近赤外線スペクトロスコピー(fNIRS)である。NIRSといえばだいたいのものはfNIRSのことを指しているといって差し支えないと思われる。 ・fNIRSは開発…

ADHDについての個人的な気持ち1

(「脳波」とは言っているのですが実態としては「注意の過程」が「脳波」なので、たまに「脳波」について突っ込みを食らわないだろうかと思うことがあるのですが、僕らは脳の中でやり取りをするためには常に相手を見つけて物質を介して送り届けては電気を手渡しして…

ADHDと脳波検査について①ADHDの客観的なバイオマーカーによる診断方法の研究の進展について

・ADHDをもつ人の脳波所見では、徐波の増加やΘ波/β波比の高さが認められるとされている。米国ではΘ波/β波比と前頭葉β波測定によるADHDの診断補助ツール(Neuropsychiatric EEG Based Assessment eid:NEBA )を2013年にFDAが承認して企業が行っているが、…

脳幹の大きさは神経発達障害の重症度と関連がある|Spectrumnews.org

ASD

「脳幹の大きさが自閉症スペクトラム障害やADHDなどの神経発達障害の重症度と関係している可能性がある」というニュース。 https://www.spectrumnews.org/news/traits-of-autism-attention-deficit-linked-to-small-brainstem/ →脳幹の早期の発達は神経生物学…

さい帯血のアセトアミノフェン量が多いほど、胎児のADHDおよびASDの発症リスクが高まる | JAMA Psychiatry

【要約】出産後のさい帯血中に含まれるアセトアミノフェン(カロナールなど)およびその代謝物量が多い妊婦ほど、それらが少ない妊婦に比べて、ADHDおよび自閉症スペクトラム症の胎児を出産しやすいことが分かった。 ・原著論文https://jamanetwork.com/jour…

見知らぬ、隣人

第一章 ~シーツ、その下に~ 第二章 ~ケモノの姿でヒトの布団を占拠するケモノ~

アンニュイな午後

我が家のシロは箱猫となって、いつも通り過ごしております。

TRPV4の働きについて(てんかん患者と家族の方向け)

「てんかん発作が生じても、脳の海馬を冷やせば、発作が悪化して、てんかん重積状態になることを副作用がなく防ぐことが可能である」ということです。 群馬大学の柴崎貢志医学部準教授らの研究成果については https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT…

はじめまして

はじめまして。そしておひさしぶりです。 10年ほど前まで、はてなダイアリーで日記をよく書いていたのですが、すっかり書かなくなって、しばらく経ってしまいました。 あれから時間がだいぶ流れて、僕も父親になりました。 家族が増えました。 病気も増えま…

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